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2009年3月

自然の力…山歩きで元気を取り戻す

2週間ほど前になりますが、電車で40分ほどのところにある小さな田舎町まで足を伸ばして、春の雰囲気を感じてきました。

越生という名前の町で、行くまで知りませんでしたが、梅園がいたるところにあり、梅干の産地のようです。郊外の里山という雰囲気のあるところを歩いていると、とても上品で芳しい香りがほのかにしてきたので、どの花の香りかと周囲を見回すと、梅の花が満開でした。花に鼻を近づけてみると、芳しい香りがします。生家の庭にも梅の樹はあったので、その香りは全く初めてではないはずですが、梅干のすっぱいイメージがある梅の花が、こんなにも気品ある香りがすると、はっきりわかったことに、少しだけ感動しました。もうかなり人生経験を積んできたと思っていても、まだまだ知らないことや新たは発見は沢山ありそうな気がしてきました。

なだらかな山が近くに迫ってきているので、そちらの方に歩いていくと、山道に続いています。登山というほどではありませんが、そのまま歩いていくことにしました。

5年ほど前に富士山に登頂してから、下山時に発生する膝の痛みがひどくなったようで、あれほど好きだった登山からここ数年遠ざかっていました。3年ぶりくらいの山歩きだったせいか、身体が喜んでいるのがわかりました。

ハイキングをするつもりもなく、なんとなく山に入っただけなので、3時間ほどで下りてきましたが、その間、ほとんど休憩しなかったにも関わらず、身体はほとんど疲れませんでした。逆に、山の大地と植物からいっぱいエネルギーをもらったように感じました。だから疲れるどころか元気になったのでしょう。下山のときは、膝に負担がかかるので、やはり痛み出しましたが、平地に出てしまえば、ほどんと痛みは感じなくなります。

下りた場所が、上り口の反対側だったため、そこから駅までは1時間ほども歩きましたが、舗装された道をクルマに注意しながら歩いたので、山道の3時間より疲れてしまいました。

人の身体の不調を癒す仕事をしているのだから、自分の体調は常にいい状態にしておく必要があります。東京から多少は田舎に引っ越してきて元気度がアップしたとはいえ、たまにはもっと自然溢れる環境に身を置き、自然からエネルギーをいただいたほうが、心身共に元気になると改めて感じた一日でした。

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女心の不思議

goo(ポータルサイト)のアンケートで「男性が理解に苦しむ女性のアレコレ」という調査をしたら、1位になったのは「結論を求めない相談」だったそうです。

これは、僕も心当たりがあります。女友達、恋人、母親などから悩みというか、相談ごとを聞かされると、イロイロ考えて、具体的な解決法を提案することが多かったのですが、それで喜んでもらえたり、(心から)感謝されたということは、意外に少ないと感じていました。むしろあまりに具体的にはっきりと結論めいた解決法を言うと、機嫌を悪くされることすら、珍しいことではないようなのです。

相談内容にも拠ると思いますが、ただ、話を聞いてもらうことや、気持ちと状況を理解してもらうことの重要性が女性の場合、男よりかなり高いことは確かなようです。

話を聞いてもらい、共感してもらうこと。女性の相談や悩み事の多くは、これが目的だと考えたほうが、コミュニケーションがスムーズにいくようです。なまじ知ったかぶりの解決法などを、上から目線で「教える」ようなことをすると、かえって、女心がわからないヤボな奴と思われたり、敬遠されるはめに陥らないとも限りません。

心当たりのある男性は(ほとんどだと思いますが)、注意しましょう!

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実際は延命効果がわずかしかない抗がん剤

日本人の死亡原因(順位)の1位は、癌です。
3人に1人以上が、癌で死ぬ時代とも言われているようです。
僕の家族、親戚の多くも、癌で死んでいます。手術後に死亡した人もいますし、抗癌剤の毒性(副作用)で苦しんだ後に、亡くなった人もいます。

父が肺がんで死んだこともあり、闘病中は、かなり癌関連の書籍や文献を読みました。

その結果わかってきたことは、一般に何となく信じられているほどは、抗癌剤は延命効果は無いということ。副作用が強いことは知れ渡っていますが、医学的には、抗癌剤の副作用は、毒性と言った方が正確な表現で、身体の細胞を殺す猛毒が「抗癌剤」として使われているケースが多いそうです。

がん細胞と正常細胞の一番の違いは、がん細胞は無秩序に増殖し続けることくらいで、元々自分の身体の一部である細胞が変化したものなので、がん細胞だけを殺す薬剤は、(まだ)ないそうです。

また、がん細胞は、正常細胞とはっきり境界が分かれているとは限らず、むしろ「浸潤」といって、正常細胞の中に飛び散るように入り込んで増えていくので、外科的手術でも、きれいに取りきれないものが多いそうです。

観方によっては、がんは(細胞の)老化現象のひとつでもあるので、抗癌剤が確かに延命効果がある、ごく一部(1割程度のようです)の癌や、初期に切除すれば完治する癌を別にすれば、全く治療しないで経過を診るという方法も、決して非科学的でも無謀な方法でもないようです。

進行度にもよりますが、一部の癌を別にすれば、がん細胞は一般に医師などが言うように、進行速度は速くないそうなので、診断されても、あわてずに、じっくりと治療法や対処法を検討した方が、結果的に長生きできる確率は高まるようです。

癌は先に書いたように、決して人ごとではありません。誰にでも罹る可能性が少なからずある病気です。以下に(比較的)最新の、抗癌剤の情報を紹介しますので、参考にしてください。


(以下新聞記事からの引用)

新しい抗がん剤が続々と登場している。その実力はどの程度なのだろうか。

前立腺がんには現在、治療薬「ドセタキセル」の承認申請が行われている。

 この薬を前立腺がん患者に使って効果を調べる臨床試験が欧米で2件行われ、2004年に「死亡リスクがそれぞれ24%、20%低下した」との結果が出た。

 これを受け、メーカーは「死亡リスクが大幅に低下した」と発表した。「生存率が大幅に上昇した」という試験の責任医師のコメントつきだ。

 こう聞けば、この薬で多くの患者が救命されるようになったと、誰しも思うはずだ。ところが、これらの試験をよく調べると、そうはなっていなかった。

 2件のうち、「死亡リスクが20%低下した」という臨床試験は、転移があり、ホルモン療法も効かない前立腺がん患者約800人を対象に行われた。治療後の平均的な生存期間(中央値)は、ドセタキセルを使った場合に18か月で、従来の治療法の16か月に比べ、2か月長いだけだった。

(中略)

 新しい抗がん剤の多くは、白血病などを除くと、数か月の延命効果が認められたに過ぎず、がんを完治させるわけではない。米国では、膵臓(すいぞう)がんで2週間の延命効果があったとして承認された薬もある。

 イタリアの研究者が、1995~2000年に欧州で承認された抗がん剤12種類を調べたところ、従来の治療法に比べ、患者の生存率などの点で改善がみられなかった。

(2008年5月1日 読売新聞より転載)

全文は下記URLで…

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20080501-OYT8T00200.htm


■参考・関連記事

 厚生労働省は、抗がん剤の承認の際、原則として延命効果を確認する方針を決めた。承認基準を厳しくするもので、早ければ今夏に基準を改定する。従来は患者の2割程度でがんが小さくなるとのデータがあれば承認していた。延命効果の確認は欧米では常識で、日本もようやく先進諸国に近づく。
 現行の基準は、91年に旧厚生省の課長通知として出された。抗がん剤の承認審査に、製薬会社が提出すべきデータの種類などを定めている。延命効果のデータは要求していない。

 このため日本で約100種類の抗がん剤のうち、国の審査で延命効果が確認されたものは「極めて少ない」(川原章・厚労省審査管理課長)。日本の抗がん剤は「効果不明で海外では信用されない」と批判されてきた。

【高木昭午】 毎日新聞 2005年5月19日 3時00分

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食べ物が身体を作っている

営業時間が終わるのは、8時半くらいです。

近所には、ラーメン屋はありますが、毎日食べてもいいと思えるような定食屋などはありません。小さなスーパーマーケットはありますが、品揃えがいまいちで、買いに行ってから食事を作ると、10時近くなります。

たいていは当院の定休日に買物に行くのですが、大きなスーパーまで自転車でも10~15分もかかるのと、自転車では、一回に買って持って来れる量が限られるので、週の半ばにもう1回は買物をする必要があります。

予約の入ってない時間帯は、確実にある状態なので(^^;
営業時間内に買物に行けるのですが、その間に問合せや予約の電話が入ることもあるので、できれば留守にしたくないと思っています。

何かいい方法はないかと考えていたときに、生協の宅配のチラシがポストに入っていました。以前、知人が同じ生協の宅配を使っていて、魚と野菜が美味しいと言ってたことと、広告制作の仕事をフリーでしていたときに、東京の生協の共同購入部の宣伝の仕事をしていたことがあるので、生協にはなじみがありました。

結構、自炊をする方ですが、子供の頃に食べたトマトなどと比べると、今の野菜は全般的に味が薄く、栄養価もかなり低くなっているようです。それを調味料の味で補ってなんとか美味しく食べているのが、今の日本の平均的食生活だと思います。

それと農薬や食品添加物の問題もあります。一時、かなり問題意識があり、気にしていた時期があります。最近は以前ほど強い農薬を国内では使わなくなってきたようなので、少し安心していたのですが、調べてみると、輸入物などは、かなり危険性が高いものも使われていたり、食品添加物も、規制の網を巧妙にすり抜けたり、ごまかして使っていることがあることを知りました。

生協の営業担当の方の話を聞き、価格は1~2割高いようですが、農薬と食品添加物は、最小限に抑えていることと、基本的には国産の食品だけを扱っていることが気に入ったので、宅配サービスを利用することにしました。

実際に食べてみると、パンは素朴な感じですが、中身が詰まっている感じで、小麦の味がしっかり感じられますし、生協で漁船を持っているとのことで、近海物を中心ということと、変な添加物や味付けをしてないためか、今まで食べていた物より、美味しく感じられます。

野菜も旬の物は特に、農薬が最小限か全く使われてないので、安心なのと、皮も食べられるのがいいと思いました。皮の付近に栄養が一番あるそうですから。

肉も抗生物質の使用は最小現なので、全く薬臭くなく、塩で炒めただけでも、美味しく、肉の味自体を味わうことができます。

身体を作っている素材は食品なので、食品の質が、身体の質を左右するはずです。

農薬や化学的添加物、防腐剤、抗生物質などは、排泄されるのでしょうが、体内に留まってしまうものもあるはずです。

安全で質の高い食品を食べることは、身体を作っている素材にいいものを使うということです。素材がよければ、身体の質も高まり、機能も向上するような気がします。

そう考えると、安いけれど、質の悪い、安全性に疑問のある食品を食べることは、計り知れないリスクがあるのではないでしょうか?

そういう問題をあえて脇に置いておくとしても、安全で栄養価の高い食品は、美味しいのです。毎日の食事をより楽しくするためにも、もう一度、食品の安全性と品質を考えてみることは、必要なことではないかと思う今日この頃です。

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実は、小田和正のファンです

小田和正

名前くらいは知っている人が多いと思います。
20年くらい前に解散した人気バンド「オフコース」のリーダー的存在で、
現在はソロで活動しているミュージシャンです。

CMやテレビドラマのテーマ曲を手がけることもあるので、名前を知らなくても、小田さんの歌を全く聴いたことの無い人は、むしろ少ないと思います。

もう還暦(60歳)を過ぎて、年齢的には熟年から老年に入りかけている人ですが、歌声だけを聴いていると、とてもそうは思えないほど高く延びのある声の持ち主です。曲づくり歌唱共に、超一流と言っていいと思います。

小田さんのファンといっても、なったのはつい最近のことです。
生命保険会社のCMで彼の曲「言葉にできない」が使われていたのを覚えている人はいると思いますが、ダウン症の子供を持った夫婦の写真とオーバーラップするように彼の心の底から絞り出すような歌声に、強く感応したのが、直接のきっかけでした。

彼がまだ20代の頃、オフコースとして作った「僕の贈りもの」という曲がありますが、それが好きで、その当時からオフコースの名は知っていました。

でも、ラブソングしか歌わない、甘いだけの曲を作るバンドくらいにしか認識していませんでした。同じシンガー・ソングライターでも、吉田拓郎やかぐや姫などの方がヒットしていて有名でしたし、フォークの神様と言われた岡林信康などの方が、男っぽくて思想がある感じで好きでした。

でも、あれから25年以上が経って今でもミュージシャンとして現役バリバリの人は、小田和正くらいだと思います。

甘いだけのラブソングとしか感じてなかった彼の曲ですが、歌詞をじっくりと聴くと、人の心、気持ちの機微を歌いあげていることに気づきました。

彼はシンガーソングライターの草創期から活躍しているミュージシャンで、いろんな歌手に曲を提供していることもあって、Jポップ界では大御所と呼ばれるほどの存在で、多くのミュージシャンに尊敬されています。

渋谷の高級住宅街、いまの首相の私邸のある松涛に、スタジオも兼ねた豪邸を構えている富豪でセレブですが、コンサートツアーで現地を歩き、現地の人々やファンと接している様子を見ていると、とてもシャイでファンを大切にする人だと感じます(小田さんは、口は悪いようですが…)。

彼は20代、30代のオフコースの頃より現在の方が、演奏も歌もうまくなっています。高さと甘さのある高い声に、60代になった今、迫力が加わって、歌詞の内容と彼の想いが、耳から脳にそして心にまで突き刺さってくるような感じさえします。ライブでの歌をそのままスタジオのレコーディングとして使えるほどのレベルで、ライブであれだけの完成度の演奏と歌唱ができるミュージシャンは、プロでもごく限られると思います。日本語と(そして英語も)発音がとても明瞭で、歌詞がちゃんと伝わってくる歌い方をします。

2008年12月末のテレビ局主催のライブでは、彼がアップテンポの「愛を止めないで」などを歌いだすと、観客は総立ちになりすぐに手拍子が始まりました。「言葉にできない」「たしかなもの」などを小田さんが歌い始めると、涙を流す女性が何人もいました。多くのファンが彼の歌うのに合わせて自分でも歌を口ずさんでいました。

小田さんは、自分のことを「そこら辺にいる、普通のおっさん」と言ってますが、たぶん、小田和正を知らない人が町で見かけても、そう思うような容貌をしています。実際に繁華街を歩いているとティシュ配りのお兄さんに、ごく自然にティッシュを渡されるそうです。

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風邪でレントゲン?!

今日の夕方の患者さんは、月1で定期的に調整に来られている男性でした。

10日ほど前に風邪をひき、まだ37度近く熱があるとのこと。
仕事も半日休み、先日は背中が痛くて体を動かすのもしんどかったそうです。

背中を診ると、筋肉がとても緊張して背骨の両側、肩甲骨のあたりから腰にかけて、硬く張っています。定期的な調整のおかげで、ほとんど歪みのない身体になっていたのに、上半身は左に傾き、右肩が下がっています。

背骨も左右の歪みはないものの、棘突起という背骨の突起が不ぞろいな感じで、動きが悪く硬い感触でした。

これでは、上体を捻ったりしづらいだろうと尋ねたら、体の向きを変えたりすると痛むとのこと。

たぶん、鎮痛解熱剤を服用していると思ったので、尋ねたら、医者に行ったとのことでした。

どんな治療を受けたのか聞くと、インフルエンザの検査をして、レントゲンを撮って、消炎解熱鎮痛剤を処方されたとのことでした。

風邪でレントゲンまで撮るのかと驚きましたが、ひょっとしたら本当に必要なのかも知れませんが、営業のために不要な検査をしているのかなとも感じました。

それだけのことをしても、まだ10日前に罹った風邪すら治せないというのは、時間とお金をかけて検査し治療する意味があるのかと疑問に感じたのも確かです。

当院での施術後は、背中の張りと痛みが解消され、首肩が楽になったとのことでした。身体も完全ではありませんが、ほぼ垂直に立てるようになっていました。

風邪などで熱が出るのは、ウイルスを撃退するために白血球などが活発に働けるように体温を上げているのだから、薬で熱を下げたりすると、治りが遅くなると教えたら、少しは納得してくれたようでした。

僕の体験からも、解熱剤や抗生物質などを風邪で使ったりすると、熱がある程度まで下がっても、だらだらと症状が続き、2週間もときに3週間も風邪がダラダラと続くことが多いと感じています。

身体には自力で治そうとする強い力があると確信して、施術を行なっているので、来院されるクライアント(患者さん)にも、それを伝え、同じ考え方で身体のトラブルに対処して欲しいと願っています。

その方が確実に身体が楽になるし、医療費の負担も減ると思っています。

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体型を整え、身体のパフォーマンスを上げる

僕の整体院は、基本的に体調不良の方を対象としています。

「基本的に」と書いたのは、必ずしも体調不良でない人も来られるからです。

では、何の目的で施術を受けに来られるのか?

一言で言えば、体のコンディションを整え、体型を美しくし、身体の機能面でのパフォーマンス(身体の機能、性能、運動効率)を高めるためです。

最初の一人は、趣味で武道やダンス、楽器演奏などをしている人でした。
その頃は、まだ経験が浅かったため、とりたてて体調不良でもないのに、なんで施術を受けに来るのか、あまりよくわかりませんでした。
月に1度程度ですが、半年位、定期的に来院されてました。

なんでも、ダンスや武道をするときに、もっと体が自由に思った通りに動かせるようにしたいとか、体の微妙なバランスの狂いを調整したいということでしたが、当時の僕の理解不足と施術上の力不足もあり、必ずしも彼の期待に応えることができてなかったように思います。

当時の僕にとっては、特に体が辛いわけでもないのに、微妙な違和感の解消を何度も要求してくる彼は、少しうるさいクライアントさんと感じていました。

そんな僕の感じ方を察してか、ある日、いつもより執拗に微調整の要求を繰り返した彼に、つい本音を言ってしまいました。
「うちは体が本当に辛くて来る人を対象にしているので、体のバランスが整い筋肉のコリが取れたらそれで十分だと思っている。体の微妙な調整は、自分でやった方がいいのではないか」という意味のことです。

彼はそれっきり来なくなりましたが、だいぶ経ったある日、彼と同様の要望を持ってきたクライアントさんが来院されました。

その方は、ダンスを教えていて、ご自分でもコンテストなどの出られるプロの方でした。そんな人が、うちのような自宅でやっている治療のための整体院に来るのが不思議な気がしました。

以前の「彼」は、アマチュアだから軽く観ていたとは、自覚はしていませんでしたが、プロのダンサーが来られたときに、なんでだろう?と思いつつも、要望通り、真剣に身体のチューニング(調整)をしている自分に気が付いたときに、「彼」が求めていたものがはっきりと理解できたのと同時に、「彼」を軽く見ていたことにも気づき、力不足を棚に上げての感じ方と対応に、申し訳なく思いました。

施術の腕も確実に上がっていたこともありますが、「彼」のときより確信を持って調整ができ、求められている状態に近いところまで調整できたと思っています。クライアントさんもある程度以上の満足感は得られていたはずです。

右腕が上がりづらいとか、動きが悪いとか、個々にはいろいろありますが、全体を通しての目的は、ダンスをもっと楽にバランス良く踊りたい。全身をバランス良く見せたい。というものでした。

身体の見た目のバランス(の良さ)と、身体能力、機能性の向上は、プロのパフォーマーの場合、直接収入と評価に結びつきます。その意味では、不調からの解放を目的として来院される「患者」さんと、真剣さでは同じなわけです。

彼らによって、整体の施術の意味と目的には、こういうもの(身体性の向上)もあるんだということがわかりました。

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